“憧れ”に近づけるよう、
仕事の幅を広げていく
2022年入社
M.Tanaka
時計技術部/技術スタッフ
“憧れ”に近づけるよう、
仕事の幅を広げていく
Q1.現在の仕事内容
新製品の企画立ち上げから
関われる部署
腕時計の内部には、キャリバー(Caliber)と呼ばれる駆動機構(ムーブメント)が入っています。私が所属する時計技術一課では、新しいキャリバーの企画が立ち上がって市場に出るまでの間、製品に問題がないことを確認しながら製造をサポートしています。現在はCaliber 9SA4という新製品を受け持つ先輩から学んでいるほか、サンプル調達や他部署との会議を開くための準備などを担当。さまざまな部署と連携を取りながら業務を進めています。
Q2.入社のきっかけ
小学2年生の頃から追いかけ続けた夢
小さい頃から手先が器用で、あるとき母から時計師という仕事があることを教えてもらいました。さらに小学2年生の頃、テレビで腕時計特集を見て「将来は腕時計の製造に関わりたい」と考えるようになりました。腕時計の製造を手掛ける企業はいくつかありますが、当社のように機械式腕時計を一貫生産している会社は珍しく、それが大きな魅力でもあります。私は神奈川県の出身ですが、地元を離れてでもここで働きたいと思い志望しました。
Q3.仕事のやりがいについて
課題解決の鍵は、
さまざまな人とのつながり
腕時計を量産する中で、製造方法や品質の維持などさまざまな課題が生まれます。それらを解決するために欠かせないのが、先輩方の知識と経験です。私一人では難しいことばかりですし、当社には各専門分野に特化した人がたくさんいるので、わからないことはどんどん質問しています。課題を解決するごとに知識と人脈が増えますし、それが新たな課題解決につながります。そうやって仕事の幅が広がることに、大きなやりがいを感じています。
Q4.職場について
自分の成長のために学べる
恵まれた環境
若手社員でも自由に意見を言える風通しの良い職場です。社内研修も充実していて、各分野の専門性を極めたスペシャリストの方々が講師となって講座を開いてくれます。スペシャリストとは、社内制度で認定を受けた先輩方のこと。一貫生産をしている当社だからこそ、さまざまな分野のお話を聞けるのが魅力です。ほかには会議の進行やプレゼンテーションに関する研修もあり、意欲さえあればいくらでも成長できる環境だと感じています。
Q5.入社1年目のエピソード
自分なりに工夫して
仕事をスムーズに進める
最初は社内の人を覚えることに苦労しました。先輩からよく仕事で接する人たちを紹介してもらった際、直接会うと顔や名前を覚えやすいと感じ、電話ではなく実際に会いに行くようにして少しずつ覚えていきました。時計技術一課は関わる部署の幅が広く、それぞれの担当者を覚えることで仕事がやりやすくなります。自分なりに工夫するようになってからは、質問や会議開催の案内を出すことなどがスムーズにできるようになりました。
Q6.今後の抱負
長い時間をかけて
憧れの存在になりたい
今は、キャリバーの担当を任せてもらえる人材になることを目標にしています。そのためには製造や設計に関して十分に勉強する必要があり、個人的な感覚としては10年くらい経験を積まなければならないと思っています。それでも新製品が生まれる瞬間からお客様の目に触れる所まで担当できるようになりたいですし、それが憧れでもあります。まずは目の前の課題をしっかりと解決し、周囲から頼られる存在になりたいと思っています。