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盛岡セイコー工業株式会社（代表取締役社長：加藤 幸則、本社：岩手県岩手郡雫石町、以下「盛岡セイコー工業」）は、1月28日に「異文化交流研修」を開催しました。

「異文化交流研修」は、留学生との交流を通じて異文化コミュニケーションの楽しさを学ぶとともに、より実践的なコミュニケーションスキルの向上を図るためにおこなっている取り組みです。岩手県と宮城県内の高校に留学している3名の留学生を招き、2024年度新入社員14名が参加、交流しました。

盛岡セイコー工業から車で3分ほどの場所に位置する「盛岡手づくり村（盛岡地域地場産業振興センター、手づくり工房、南部曲り家で構成される施設）」にて、盛岡三大麺のひとつである盛岡冷麺の製作体験や、チームに分かれて伝統工芸品（藍染め・はた織り・竹細工）の製作体験をしました。

藍染め体験では天然染料による化学反応を利用して繊維に色を定着させること、竹細工でのペン立て製作ではただ竹を編んでいくだけではなく、入り口が広がらないように力加減に気を配ることなど、ものづくりの奥深さを知るとともに、参加者それぞれがその楽しさと難しさを実感する機会となりました。

留学生はスペイン、イタリア、香港とそれぞれ育ってきた文化が異なり、日本の様々な文化との違いを交流の中で知ることができました。

また、各々の言語での「いただきます」「ありがとう」などといった挨拶を教え合う様子が見受けられ、ジェスチャーなどを交えていろいろな会話ができることや、言葉が通じなくても同じものづくりをみんなで一緒に楽しめることなどを学び、終始笑顔溢れる研修となりました。