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ビオトープ「わくわくトープ」にて秋の生きもの調査を実施
調査開始以来、最も多くの生きものを採集

2024.10.5

ビオトープ「わくわくトープ」にて秋の昆虫調査を実施

10月5日、盛岡セイコー工業株式会社(代表取締役社長:加藤 幸則、本社:岩手県岩手郡雫石町、以下「盛岡セイコー工業」)は、会社敷地内のビオトープ「わくわくトープ」にて生きもの調査を実施しました。

この調査は、2022年8月にわくわくトープを開設して以来、公立大学法人 岩手県立大学との共同研究の中で、水辺を中心とした生物の生息状況を把握するため、1年に3回春・夏・秋の実施を継続しているものです。今回は従業員とその家族など計11名が参加し、今年度最後の調査を行いました。

生きもの調査では、トラップや網を用いて昆虫や魚などの生きものを採集します。今回の調査では、これまでの調査の中で最も多くの生きものが集まりました。主にヤゴやミズカマキリなどの肉食の昆虫で、一緒に参加した専門家からは「秋になって田んぼの水がなくなり、そこにいた水生昆虫が水辺を求めてわくわくトープに集まってきたのだろう。あわせて、わくわくトープの環境が時間とともに多様化し、エサとなる生きものが豊富になった影響だろう」という見解が示されました。陸上では、オオルリボシヤンマのつがいが採集され、近くで観察した子どもたちは「オスとメスで、目の色も体の模様も違う」と驚きの声を上げていました。

調査を重ねるごとにわくわくトープでは新しい驚きや発見が生まれています。盛岡セイコー工業は、このような自然を身近に感じる体験を子どもたちや従業員と共有し、生物多様性の保全に取り組んでまいります。

インセクトホテルを観察 インセクトホテルを観察

水生昆虫の採集水生昆虫の採集

仕掛けたトラップを回収仕掛けたトラップを回収

採集されたオオルリボシヤンマ(上2匹がメス、下1匹がオス)採集されたオオルリボシヤンマ(上2匹がメス、下1匹がオス)

【この件に関するお問い合わせ先】

盛岡セイコー工業株式会社
〒020-0596 岩手県岩手郡雫石町板橋61-1
SDGs推進部 MVP推進課
TEL: 019-692-3511(代表)
FAX: 019-692-1170
お問い合わせフォーム:https://krs.bz/sii/m/msi_inquiry_jp

以上

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