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ビオトープ「わくわくトープ」にて春の昆虫調査を実施
開設から2度目の春を迎え状況を把握

2024.5.3

ビオトープ「わくわくトープ」にて春の昆虫調査を実施

5月3日、盛岡セイコー工業株式会社(代表取締役社長:加藤 幸則、本社:岩手県岩手郡雫石町、以下「盛岡セイコー工業」)は、会社敷地内のビオトープ「わくわくトープ」にて定例の昆虫調査を実施しました。

今回の調査は、2022年8月にわくわくトープを開設して以来5回目です。わくわくトープでは、公立大学法人 岩手県立大学との共同研究のなかで、水辺を中心とした生物の生息状況の把握を目的として定期的な調査を実施しています。今回の調査には従業員とその家族の計23名が参加しました。

昆虫調査では、トラップや網を用いて昆虫を採集します。参加者は捕まえた昆虫を伊達生物調査事務所の伊達 功所長(以下「伊達所長」)のそばに持ち寄り、昆虫の生態などについて積極的に質問していました。アメンボを捕まえ、伊達所長に「アメンボは飴(あめ)のような甘い匂いがするんだよ」と教わった子どもたちは匂いを嗅ぎ、「甘い匂いじゃなくて変な匂いがする」などそれぞれの感想を交わしていました。自然とのふれあいによって昆虫への学びが深まり、生物多様性の恵みをきっかけに参加者同士の交流が生まれていました。

今回の調査でも、昨年の春と同様にゲンゴロウやヤゴなどの肉食の水生昆虫が多く確認されました。一方で、わくわくトープでは初めて確認された昆虫もいて、生態系の順調な広がりを確認することができました。

盛岡セイコー工業は、わくわくトープの定期的な調査を継続し、得られた結果を活動に活かすことで、これからも地域の生物多様性の向上に取り組んでまいります。

水生生物の観察水生生物の観察

網を使った水生生物の採集網を使った水生生物の採集

伊達所長の解説を熱心に聞く参加者伊達所長の解説を熱心に聞く参加者

採集した水生生物の一部採集した水生生物の一部

【この件に関するお問い合わせ先】

盛岡セイコ-工業株式会社
〒020-0596 岩手県岩手郡雫石町板橋61-1
SDGs推進部 MVP推進課
Tel:019-692-3511(代表)
Fax:019-692-1170
お問い合わせフォーム:https://krs.bz/sii/m/msi_inquiry_jp

以上

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