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盛岡セイコー工業株式会社（代表取締役社長：加藤 幸則、本社：岩手県岩手郡雫石町、以下「盛岡セイコー工業」）は、12月6日、雫石町役場職員で農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーとして農林水産省に登録されている谷崎 修さんを講師にお迎えし、クマへの対策について学ぶ社内研修会を開催しました。

全国的にクマの人里への出没が相次いだ2023年は、岩手県内でも過去最多の人身被害が発生しています。盛岡セイコー工業の社内では現時点でクマによる被害はありませんが、現在の状況を鑑み、社員への被害を未然に防ぐ、あるいはもし会ってしまった時に被害を最小限に抑える目的でこの研修会を企画しました。

当日は11人の社員が参加し、座学でツキノワグマの生態や岩手県での出没・被害状況、被害対策について説明を受けたあと、屋外の森でクマ撃退スプレーと花火を実際に使用した訓練を行いました。切迫した状況下でクマ撃退スプレーを噴射するには、一連の操作の流れやタイミング、射程距離を知るための事前トレーニングが不可欠です。また、クマがいそうな場所へ入る前に、銃声と似た音がする花火を発射して人間の存在を知らせる対策も非常に効果的で、社内でも活用できそうです。参加した社員は、スプレーの射程距離を踏まえた噴射のタイミングや、花火の使用上の注意についてアドバイスを受けながら、実際に使用してみると意外と難しいことに気づき、今回の訓練の意義を感じていました。

盛岡セイコー工業は、生物多様性保全活動の中で、生き物がおよぼすリスクとその対応についても考え、これからも雫石の自然環境との共生を続けてまいります。

【この件に関するお問い合わせ先】

盛岡セイコー工業株式会社
〒020-0596 岩手県岩手郡雫石町板橋61-1
SDGs推進部 MVP推進課
TEL: 019-692-3511（代表）
FAX: 019-692-1170
お問い合わせフォーム：https://krs.bz/sii/m/msi_inquiry_jp

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