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生物多様性保全のため、エコスタックを製作
2023.1.26
盛岡セイコー工業株式会社(代表取締役社長:林 義明、本社:岩手県岩手郡雫石町、以下「盛岡セイコー工業」)は12月20日~27日、生物多様性保全活動の一環としてエコスタックを製作し、敷地内に設置しました。
エコスタックとは、木の枝や丸太、石、落ち葉、草などの自然物を材料とし、人の手によって作る、生きもののための棲み家(すみか)です。今回は、敷地内の自然豊かな森林「わくわくの森」の落ち葉などを使い、夏に向けてカブトムシやクワガタムシが集まることを目指し、エコスタックの製作に挑戦しました。
製作はまず、雪に埋まった「わくわくの森」の落ち葉と土を掘り出すところから始まります。それらを木枠へ入れて、はさみで細かく砕いていくなど、地道な工程を経て、冬の作業は終了しました。木枠は社員の手作りで、透明な板を一面に使用することで、中の様子が観察できるように工夫されています。春、雪が解けてからは、定期的に中身をかき混ぜるなどの準備を進め、夏ごろまでに虫たちが集まるような環境を整えていきます。木枠の中で落ち葉が腐葉土に変化することで、虫たちが隠れたり産卵したりするのに適した場所となり、カブトムシなどの幼虫の増加も期待できます。今後は、生物多様性保全活動のシンボルの一つとして、環境教育や工場見学にエコスタックを活用できるよう、準備を進めます。
盛岡セイコー工業は、これからも周辺地域の生物多様性を守るための取り組みを続け、その重要性を伝えてまいります。
「わくわくの森」での落ち葉集め
落ち葉を細かく砕く
【この件に関するお問い合わせ先】
盛岡セイコー工業株式会社
〒020-0596 岩手県岩手郡雫石町板橋61-1
SDGs推進部 MVP推進課
TEL: 019-692-3511(代表)
FAX: 019-692-1170
お問い合わせフォーム:https://krs.bz/sii/m/msi_inquiry_jp
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